郵便番号・住所 527-0144 滋賀県東近江市百済寺町323
寺院名 百濟寺 ヒャクサイジ
山号 釋迦山   シャカザン
交通 東海道新幹線米原駅下車 近江鉄道に乗り換え八日市下車タクシー12分 ちょこっとバス
JR琵琶湖線
  近江八幡下車近江鉄道に乗り換え八日市下車タクシー12分 ちょこっとバス
  能登川駅下車。近江鉄道バスで百済寺本町下車 東1q。

・名神高速道路 八日市I.Cから10分 湖東三山I.Cから10分  百濟寺B.Sから東2q
電話番号・FAX番号 0749-46-1036  FAX 0749-46-2096
Eメール
開創 聖徳太子 推古天皇14年(606)
百済の竜雲寺を模して堂塔が建てられ、落慶にあたっては、高句麗の高僧恵慈や百済の高僧道欣によって法要がおこなわれたという。
由来  推古天皇14年(606)に聖徳太子の御願により百済人のために創建された近江の最古刹の一つである。御堂は百済国の『龍雲寺』模して建てられ、高句麗僧『恵慈』を呪願師とし、百済僧『道欣』を導師として開闢され、その後の供養には百済僧が任じられた。日本に暦を伝えた百済僧『観勒』もその一人と伝えられている。
 ご本尊(全高3.2m)は、太子が根の付いたままの杉の巨木に掘られたことおよび百済文化が日本に移植されたとの意味合いから別名『植木観音さま』と崇められてきた。
 平安後期から当山は、天台仏教文化圏に包含されつつ寺勢は伸び、観音浄地を目指して花樹に池石を配した庭園のある景勝の地と『明月記』(藤原定家)にも賛嘆されている。
 鎌倉中期から室町時代にかけて、当山は最盛期を迎え一千坊を擁する巨刹となり『天台別院』と称された。その後明応、文亀、天正年間に三度の兵火を受け衰微し、とくに天正元年(1573)4月11日の信長焼き討ちは壊滅的打撃(信長公記)で、宣教師ルイス・フロイスも『地上の天国:百済寺』の消滅を惜しんでいる。
 ご本尊は火難をまぬがれ、慶安3年(1650)に天海の高弟亮算により漸く現在の本堂が再建されるに至った。平成16年に本堂が重要文化財に指定されるとともに参道を中心に『観音浄地・地上の天国』の再現を目指して景観整備が進行している。
 なお、境内全域は平成20年に国の史跡に指定されている。
現在の本堂竣工年 1650年(慶安3年 )重要文化財
本尊 十一面観世音菩薩
寺宝
住職 濱中 亮成 ハマナカ リョウセイ
主な年中行事 1月元旦 修正会 1月10日 聖徳太子成就祈願
1月中・下旬 惣祈祷(上山町・百済寺本町) 2月18日 初観音会
3月15日 涅槃会 3月22日 太子会(聖霊会)
5月3日 仏生会(花まつり) 6月8日 峻徳院殿直滋公墓参
7月18日 千日会 8月7日 山内墓参
専用墓地
駐車場 大型バス 20台 乗用車 230台
その他 近江西国霊場33ヶ所 第16番札所
神仏霊場第141番          

仁王門と阿吽像

庫裏と不動堂