郵便番号・住所 526-0111 滋賀県長浜市川道町2795
寺院名 東雲寺 トウウンジ
山号 豊覺山  ホウカクザン
交通 JR琵琶湖線長浜駅下車 湖国バス山本行き川道北バス停下車すぐ
電話番号・FAX番号 0749-72-2609 FAX 0749-72-4774
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開創 弘仁8年(817)  中興慶長6年9月(1618)
由来  東雲寺の開基は弘仁8年(817)伝教大師最澄上人が東国巡下の折、比叡山の東北に位置する当地に巡錫され、その奇端を感じ、一宇の堂を建て薬師如来を安置、国家安寧、万民豊楽を祈念され、比叡山の東雲の寺とされたことに始まるとされています。
 また、、浅井郡三河出生、比叡山中興の祖、第18代天台座主、元三慈恵大師良源大僧正(912-966)が、当寺にたびたび参籠休息したと伝えられています。しかし、元和3年8月(1618)後陽成院の崩御のため、涅槃宗への心ないものの讒言がおこり、本山涅槃寺は破却されることとなりました。時は徳川幕府による宗教統制の時代でした。
 このとき、慈眼大師天海大僧正が後陽成院の遺託と及意上人の依頼により、直筆の寺号額を当寺に与えました。また、第三祖を自らの弟子とされ、念海上人との法号を授け当寺住職として、その破却から当寺を守られたのです。
 また天海大僧正は、当寺をたびたび訪れ、境内に及意上人がこよなく愛された松をお植えになり、上人の御遺徳を偲ばれました。これらの縁により、当寺は日光輪王寺門跡直末となりました。その後山門滋賀院門跡直末等へ経て現在に至っています。
 現在の本堂は、寛政年間(1790)に大火にあい焼失、文化3年(1806)輪王寺宮公澄親王の命により、延暦寺僧網職にあった当山20代住職義空和尚が、檀徒と一丸となり十数年の歳月をかけ再建されたものです。
現在の本殿竣工年     
本尊  釈迦三尊像
寺宝
住職 吉田 慈順(第29世) ヨシダ ジジュン
主な年中行事 1月3日 修正会・元三大師会護摩法要 1月15日 宮様講
1月17日 初観音講 2月3日 節分会
2月15日 涅槃会 3月春分の日 彼岸会
5月8日 花祭り 6月4日 山家会 大師会
6月15日 蓮華会 8月7日 開山忌
8月13日 精霊渡し 8月15日 盆会
8月23日 地蔵盆 9月秋分の日 彼岸会
11月23日 大師会 12月1日 天台宗托鉢
12月8日 成道会 12月17日 観音講
12月19日 しめ縄作り 12月31日 除夜の鐘つき
専用墓地 あり・・・現在分譲中
 
駐車場 あり 大型バス駐車可
その他  
地蔵堂 長浜市指定文化財