郵便番号・住所 520-0113 滋賀県大津市坂本6丁目4-66
寺院名 大正寺 ダイショウジ
山号 兼含山  ケンガンザン
交通 京阪坂本駅より7分 JR叡山坂本駅より20分
電話番号・FAX番号 077-578-0653  FAX 077-578-8184
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開創 慶長12年(1607) 及誉上人が矢島大膳の発願により創建
由来  慶長12年(1607)比叡山延暦寺三学頭・正覚院住職大正念院及誉上人が信徒矢島大膳の発願により創建。阿弥陀如来を挟み右側位牌堂、左側伝教大師作伝聖観世音・白衣観世音菩薩と不動明王、小野篁(おののたかむら)作地蔵菩薩をまつる。
 阿弥陀如来を本尊とする減罪道場と観音菩薩を本尊とする祈願道場を兼ね備えているゆえ、兼含山と山号し、矢島大膳の「大」と正覚院の「正」から大正寺と寺名された。
 信長の叡山焼き打ち以前飯室谷に発する大正寺川付近に庵があったようで、その後慶長12年(1607)現在の坂本の地へ創建されたと思われる。
 平成5年平成大事業により本堂並びに庫裡が建て替えられた。木造瓦葺仏閣造表門、同じく鐘楼堂、木造平屋建鎮守森社、法華塔はそのまま残り六地蔵堂はお墓参道に移築、伝教大師童形像、寶篋印塔、石灯籠、地蔵堂は場所を変え本堂75坪庫裡75坪と寺観は一新整えられた。平成18年創建400年祭が賑々しく営まれた。
現在の本堂竣工年 平成5年
本尊 阿弥陀如来
寺宝
住職 大橋 良忠 オオハシ リョウチュウ
主な年中行事
専用墓地
駐車場
その他   大正寺観音六三除
 坂本に於ける現世利益信仰の一つとして古くから民間で広く普及し現在に至っている。「六三除」とは、星祭厄除祈祷の一種で身体各所節々の病傷平癒を祈願するもの。星祭祈願は節分によく方々で行われるが元来星祭祈祷の盛んでなかった坂本の地で大正寺観音のそれが代表的なものとして生まれ信仰を集めてきた。現代社会人の心と体の痛みを治すべく祈願に来寺する人々は多い。