郵便番号・住所 528-0056 滋賀県甲賀市水口町泉480
寺院名 泉福寺 センプクジ
山号 宝珠山 延命院
ホウジュザン エンメイイン
交通 JR三雲駅より旧道バス泉口国道バス伴谷口下車
電話番号・FAX番号 0748-62-2852
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開創 弘仁4年(813)伝教大師
由来  当寺は、弘仁4年(813)伝教大師最澄の開創によるもので、昔は泉寺とも延命院とも呼ばれ、数坊を擁したと伝えられる。昔より大木に覆われた鎮守の森にあり、宝樹山とも号した。
 天正年間の兵火により堂宇は焼失したが、地蔵菩薩坐像は災禍をまぬがれ、慶長10年本堂を再建し安置せられ以来、泉の祈願寺として現在に至る。
 本尊地蔵大菩薩坐像は、明治41年に国宝に指定され、現在は国の重要文化財である。お厨子の中に秘仏として安置され、子安延命地蔵尊として信仰を集めている。本堂前の「やすらぎ水子地蔵尊」は本尊をそのまま表したものである。
 本尊の両側に不動明王と毘沙門天が配され、両脇壇には、阿弥陀如来・大日如来と平安期作の四天王が祀られている。
 本堂の西には、平成25年に建てられた不動堂があり、本尊に伝教大師作「梵字岩・梵字不動尊」を祀る。東西には四方4メートルの日本最大の木彫両界曼荼羅が奉納されている。
 書院には、京仏師・服部俊慶師の板襖絵があり、釈尊八大聖地をもとに10の場面に「釈尊の教え」を描いている。
 又、書院横の庭は、江戸時代の作庭である。前面は平庭であるが、奥を大きく築山とし、直径7mものケヤキの幹から根へと石滝を組み飛石をうつ枯山水の庭である。 
現在の本堂竣工年 慶長10年
本尊 地蔵菩薩坐像 法量4尺の半跏座像で檜材による寄木造、彫眼で右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、右足を踏み下げている。丸顔の穏やかな表情で柔らかな肉付きの趣のあるお地蔵さまである。寺伝では定朝作とするが、その様式から鎌倉時代の作と考えられる
寺宝 重文 地蔵菩薩像
住職 安蔵 玄周 ヤスクラ ゲンシュウ
主な年中行事 正月 大般若転読会 8月7日 柴燈護摩供奉修
8月23日 地蔵盆会 10月23日 水子供養会
毎月23日 地蔵護摩供奉修 毎月旧暦23日 三夜待祈願会
毎月28日 不動護摩奉修
専用墓地
駐車場 門前 10台程度
その他