郵便番号・住所 528-0046 滋賀県甲賀市水口町三大寺1019
寺院名 飯道寺 ハンドウジ
山号 金奇山  コンキザン
交通 JR草津線貴生川駅よりバスで約15分
電話番号・FAX番号 0748-62-2255
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開創 和銅年間(708-715)聖徳太子  中興 伝教大師
由来  奈良時代和銅年間(708-715)、南近江の霊峰飯道山上に飯道寺が開かれ、続いて山腹に道徳寺が、さらに山麓には薬王寺が建立されて、三大巨刹の地として、一帯は池原郷三大寺と呼ばれるようになった。
 これらの巨刹の末寺、僧坊が建立された中で、不動明王を本尊とする不動堂が建立されたのが当飯道寺の創始である。 鎌倉時代には、当寺に隣接する山王権現三大神社の別当寺となり普賢院宝持坊と称された。さらに、江戸時代には延暦寺の末寺となり、寺号も惣持防本覚院と改め、山上飯道寺の里坊として推移してきた。
 明治維新の神仏分離によって、山上の飯道寺が廃寺となり、近江有数の霊場、修験道場としての名声を惜しむ人多く、明治25年に廃寺飯道寺の寺号を復興して、本覚院を金奇山飯道寺と改称し、法燈を継ぐ笈渡しの儀をはじめとした伝灯を継承することとなった。
 明治40年日吉神社の本持仏てあった十一面観音と地蔵菩薩の立像2体と、村内常福寺より遷した阿弥陀如来座像が、国宝に指定され、現在は何れも国の重要文化財となっている。
 寺宝としては、絹本著色の両界曼荼羅二幅と大般若経600巻があり、3体の仏像とともに昭和40年に整備された文化財収蔵庫に納められた。
 なお明治維新によって山上の飯道寺が廃寺となったので、5院のうちの梅本院と鳥居坊を移築し、学校や役場として使われてきたが昭和30年代に当寺境内に移して行者会館として保存している。
現在の本堂竣工年  
本尊 不動明王  本坊 阿弥陀如来坐像 重文
寺宝
住職 朝田 光昭(兼務) アサダ コウショウ
主な年中行事 11月3日 筏渡し
専用墓地
駐車場
その他 木造十一面観音立像 木造地蔵菩薩立像 重文