郵便番号・住所 523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町1041
寺院名 福圓寺 フクエンジ
山号 松江山 マツエザン
交通 JR近江八幡駅下車南口徒歩東へ10分
電話番号・FAX番号 0748-37-0876  連絡先 0748-37-1688
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開創 宮寺
由来  総本山延暦寺山内正覚院末寺天台宗松江山福圓寺自聖院と号す。
 本尊は木造不動明王で江戸時代初期の作とされ、古い本尊は天正年間(1573-1592)に焼失している。
 創立開基は不詳であるが、寛保元年(1741)、辛酉に現本堂、庫裏が再建された。この時の住職は、36世の中興智潤であると記録されている。このことから福圓寺の創立は、西暦900年代またはそれ以前と推測される。
 当寺は延暦寺正覚院末寺にして、日牟礼の荘の鎮守“日牟礼八幡宮”の御分身“産土神”を祀り、八幡社の別当職として現在に至る。(庫裏は平成15年12月23日改築した。)
 当寺は天台大師を追弔する寺院の組織として“玉泉門中”とよばれる祈願寺のみの法類で維持され、
願成就寺(小船木町)、東光寺(浅小井町)、寶珠寺(円山町)、池福寺(池田本町)、興隆寺(多賀町)においても今もなお、天台大師会が継承されている。
現在の本堂竣工年
本尊 不動明王
寺宝
住職 小西 智俊(兼務) コニシ チシュン
主な年中行事 2月3日 節分会 2月11日 神事講
7月27日 虫干会 8月17日 諸病除祈祷会
9月15日 神事講 11月9日 大般若経転読会並天台会
11月16日 交通安全祈願祭 12月28日 大祓祭
専用墓地
駐車場
その他  「大般若経
 福圓寺の大般若経600巻は鷹飼、西本郷及び金剛寺の3カ町で保管されているが、100巻(301巻〜400巻)が焼失している。
 虫干会の時には3カ町が福圓寺に持ち寄り、経典の「転読会」が現在も継承されている。
 また、「大般若経」600巻のうち、389巻・同経函8個は安土城考古博物館に保管されている。(鷹飼町史鷹飼の歩みより抜粋)
 以上のように「大般若経」は、当鷹飼町の貴重な文化財であり、将来、末永く大切に保存したいと考えている。