郵便番号・住所 523-0083 滋賀県近江八幡市小船木町73−1
寺院名 願成就寺 ガンジョウジュジ
山号 比牟礼山  ヒムレサン
交通 升近江八幡駅より近江鉄道パス小幡町下車西へ徒歩5分
電話番号・FAX番号 連絡先 0748-37-1688 FAX 0748-33-4367
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開創 聖徳太子 619年推古27年
由来  縁起に曰く、推古天皇27年(619)正月、(聖徳)太子御歳48、勅を蒙り、近江国内に48箇の寺を建立給うに、終に及んで、当寺を開基ありし故に願成就寺と号される。
 本尊十一面観音立像白檀(実際は栢木)、聖徳太子作、御丈二尺・・・・云々  
                                   「近江輿地志略」より
 とありますように、当山は、元「普門院別当日牟礼山願成就寺」と号され、今の「日牟礼八幡宮」の西南に位置し、社僧として神社を兼帯していたようであります。
 「願成就寺」は、日杉山(八幡山)西南端に位置する小高い山中に大正4年に移築されたもので、もとは多賀の「興隆寺」と当山が「上の社」・「下の社」として「八幡神宮」を管理しておったようであります。
 境内地には「本堂」・「地蔵堂」(国・県重文)・不動堂(五大尊安置)・大師堂(山内88ケ所)・「釣鐘道」(市指定・慶長16年<1611>)・稲荷社(豊川末社)・祇園社(八坂末社)などを御祀りしております。なお、開山堂が時のジェーン台風で倒壊しましたことは残念なことであります。
 また、参詣者の興味をひくものとして、境内地には「松尾芭蕉の句碑」が3本建てられており、芭蕉とは直接御縁もありませんが、古くから句会が継承されており、100回忌・200回忌・300回忌と芭蕉を偲ぶ名句がそれぞれに刻まれております。これは近江八幡の文化の高さを示すものであろうと、保存することに意義を感じております。
現在の本堂竣工年
本尊 木造十一面観音立像 重文 ご本尊は、聖徳太子のご誓願にちなんで49年に一度のご開扉を以て、「秘仏」となっており25年を持って「中開帳」をすることになっております。
寺宝 十一面観音菩薩 秘仏 重文
木造地蔵菩薩立像 重文
住職 小西 智俊 コニシ チシュン
主な年中行事 1月18日 初観音 大般若転読会 4月21日 弘法大師御影供
7月第1週土・日 千日会・祇園会 9月23日 木ノ中地蔵御開帳
土用丑の日・・・きゅうり封じ
病気にかかった人が、自分の病をキュウリに乗り移らせ、竹筒に封じ込めてしまうという行事
専用墓地
駐車場
その他 ・本堂を中心に山内に四国八十八カ所霊場が配置され、四国八十八カ所のお砂が埋められており、約1時間半で一巡できる。