郵便番号・住所 527-0054  滋賀県東近江市池田町523
寺院名 弥勒寺 ミロクジ
山号
交通 近江鉄道八日市駅御園経由永源寺車庫行き池田下車
電話番号・FAX番号
Eメール
開創 不詳
由来  寺伝等寺史を伝える資料はないが、神崎郡史稿によれば、「往古は大寺であったが、戦国時代の兵火に焼かれた」と記してある。
 中世以前の荘園は「柿御園」という大安寺領であったが、中世になると延暦寺領が大きな勢力を持ち、ここに多くの天台寺院が創建された。当時もその一つで、隆盛を極めたといわれる。戦国の動乱で天台寺院は衰退し後にその多くが復興されたが、、殆ど他宗派の寺院として再出発した中で、地域の人々に護られて、細々ながら今日に至っている。
 戦後の農地改革で、資糧は無禄となって益々困窮している。
 本尊は開基された寺号の如く、「弥勒菩薩」である。
 木坐像の堂々とした姿で、76pの躯長である。寺伝では聖徳太子の作となっているが定かではない。
 弥勒菩薩は未来仏として、大乗小乗を問わず、多くの経典に説かれており、地域の信仰を集めたと思われるが、天台宗でお祀りする仏像の中では、全国で8体しかない数少ない本尊である。
 珍しいものに、本尊に因み、弥勒菩薩が兜率から下生して如来となり、民衆を救済することを説いた「弥勒来時経」が残されている。
 また、九曜星像や役行者神変菩薩像など、密教系尊像が護摩檀配置と合わせて、創建当時の寺運の様子がうかがえる。
現在の本殿竣工年
本尊 弥勒菩薩
寺宝
住職 長山 慈信  オサヤマ ジシン
主な年中行事 毎月1回 地域老婦人による尼講
その他 随時祈祷
専用墓地
駐車場
その他