郵便番号・住所 529-1523  滋賀県東近江市上麻生里ノ内62
寺院名 法雲寺 ホウウンジ
山号 常樂山 ジョウラクザン
交通 近江鉄道朝日日野駅より西へ約2q 近江鉄道朝日大塚駅より東南へ約2q
電話番号・FAX番号
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開創
由来  寺伝を信ずるとすれば、帝釈天像は天文2年(1737)には既に法雲寺に所在し、この頃聖観音像として祀られていたことが知られる。 年中行事としては毎月17日には、60才くらいから70才くらいまでの女性の方が観音講を務め、午後1時半から午後4時ごろまで、帝釈天立像前にて、うやうやしく、33ケ所御詠歌を唱え何百年の間、かかす事なく、守り続けられて現在に至っている。
 平素は無住の寺であるから責任役員、及び区長の管理のもと、いつも気をつけて、火災・盗難等には特に注意を配っている。セキュリティも附けて皆んなが守り続けている。
 又年に一度の8月15日午後から大施餓鬼の法要を盛大に行い、区民の先祖代々の供養と生きとし生きる者の安穏を祈願するものである。
 本寺は、特に帝釈天立像で知られ遠くから拝観に来られる。本像は、一木彩色像で、檜の一材から木取りし、両手両足先のみが別材で矧ぎ附けている。鰭の長袂衣を着し、両肩にかかる天衣は腰前に及び、天冠大を刻んでいる。後補の両手は、右手施無畏・左手は蓮華を持つ。膝下の襞に翻波の名残をとどめた10世紀後半の作風を示している。国指定重要文化財として貴重な本尊である。
 以前は甲賀市の飯道寺にあったが、元禄年間(1688-1704)隣接の旭野神社別当寺の本尊になったという。旭野神社は以前は十禅師権現社と称しているから、比叡山麓日吉大社の分雲社である事が分かる。
現在の本堂竣工年
本尊 木造帝釈天立像 重文
寺宝
住職 仙波 覚俊(兼務) センバ カクシュン
主な年中行事 毎月17日 観音講 8月15日 施餓鬼会法要
専用墓地
駐車場
その他