郵便番号・住所 520-3002 滋賀県栗東市観音寺348
寺院名 観音寺 かんのんじ
山号 阿星山 あぼしざん
交通 バス便なし。車の場合、栗東信楽線を信楽方面に走行し、栗東トレセン前を直進信号を2箇所越えて、左側に大きな案内板が見えた所を左折、そのまま道なりに直進し九品の滝を右に見て牧場前の道は左手にとり、直進約20分。
観音寺地区内の道は極端に狭いので、運転に要注意。
電話番号・FAX番号 077-558-2389
Eメール oumikannonji@mta.biglobe.ne.jp
開創 天平5年(733)金粛(こんしょう)菩薩と呼ばれた奈良時代の南都の高僧良弁が開基。
由来  奈良朝時代、開祖良弁(金粛菩薩)が寿保山観音寺と称し、後の金勝山大菩薩寺別院観音寺として創建される。観音寺本堂は、阿星山山頂にあったとされるが、暦応元年(1338)現在の地に再興したと伝えられる。当時、興福寺であったことから法相宗寺院だったが、貞享4年(1687)比叡山東塔北谷惣持坊の末寺となり天台宗に転宗した。
 本尊である聖観音菩薩坐像は左手に蓮華を持ち、右手の第一指と第二指を捻じて左手の蓮華に添えて、座る形式となっており、平安時代の作とされる。脇侍として鎌倉時代の毘沙門天、不動明王が随侍しているのは、天台宗の三尊形式である。本尊である聖観音菩薩坐像は像高が154.8センチメートルもあり、聖観音菩薩坐像としては他にあまり類例がなく、きわめて洗練された作風を持つ像である。
現在の本殿竣工年
本尊 木造聖観音菩薩坐像町指定文化財
寺宝 ・毘沙門天立像・不動明王立像
住職 利倉 大輔 トシクラ ダイホ
専用墓地 なし、ただし、生類供養には馬頭観音で17年間の永代供養にて完全成仏を祈願。
駐車場 なし・・・近隣の道路に数台は可能
その他 町指定文化財
・両脇侍像(毘沙門天像・不動明王像)
・木造 毛鬘(けまん)

     
                                          護摩堂