「一隅を照らす運動」とは
 「一隅を照らす運動」は、日本大乗仏教の祖・伝教大師最澄上人の教えに基づく信仰実践活動として昭和44年に発足しました。
 私たちは、生まれながらにして二つの心をもっています。一つは善いことをしようとする心、もう一つはこれを邪魔する悪い心です。この悪い心の誘惑に負けることなく、善いことを行える人、宗祖伝教大師は、世の中がこのような人で満たされることを真摯に希求なさいました。
 もちろん、私たちがこのような理想に人になることは大変難しいことです。しかし、難しいからと諦めてしまうのではなく、たとえ少しずつでも、ゆっくりとでも、世代を重ね思いの受け継ぎによりその理想へと近づいていくことが大切なのではないでしょうか。
 まずはあなたから、身近なことから始めましょう。あなたが輝けばあなたの家庭が輝きます。あなたの家庭が輝けば社会が輝きます。やがてその小さな光は集まり合って、日本を、世界を照らし出す大きな輝きとなるでしょう。
 「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」。時間はかかるかもしれません。でも、目指そうではありませんか。私たちが自分自身の行いに責任と自覚を持つこと、それが一隅を照らす輝きとなり、そのまま「一隅を照らす運動」となるのです。

しょうぐうさん

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平成30年 8月 3日 「一隅を照らす運動」50周年記念大会のお知らせ

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